健診で尿潜血を指摘された方。血液が混じった尿が出たことがある方。特に、痛みなどの自覚症状がなくて赤い尿が出た場合は、たとえ1回だけでも精密検査が必要です。
尿の勢いがなくなった、トイレが近い、寝てから何回もトイレに行く、残尿感がある、急にトイレに行きたくなる、トイレに間に合わずに尿が漏れてしまう、くしゃみをすると尿が漏れてしまう、などの症状のある方。前立腺肥大を指摘された方。
包皮炎や性感染症(STD)、急性精巣上体炎などの感染症による腫れやかゆみの他、陰嚢や精巣を包む袋が体液で膨れ上がる精液瘤、陰のう水腫が考えられます。小児で激しい痛みを伴う場合、精巣捻転なども考えられますので、すぐの受診をお勧めします。
前立腺癌の患者さんが急増しています。前立腺癌には PSA(前立腺特異抗原)という血液検査が大変有用で す。検診などでPSAの異常を指摘された方は精密検査が必要です。血尿が出た場合には、膀胱癌や腎臓癌などを疑う必要があります。働き盛りの男性に多いの が精巣腫瘍です。睾丸が腫れてきたらすぐに受診する必要があります。
腎臓結石、尿管結石、膀胱結石などがあります。尿管結石の場合には強い痛み(腰背部痛や腹痛)と共に血尿が出ることがあります。
女性に多い急性膀胱炎では、トイレが近い、排尿すると 痛みがある、尿が濁る、などの症状があります。これら の症状と共に発熱した場合には腎盂腎炎の可能性があります。たかが膀胱炎と思っていると慢性化したり、膀胱癌が潜んでいたりします。繰り返す場合には精密 検査が必要です。前立腺炎は若い男性にも多く、下腹部の不快感、頻尿、残尿感など様々な症状を伴います。
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