墨田区の穴場スポット5選|八広・東向島エリアの隠れた名所を地元在住者が紹介

墨田区の観光と言えばスカイツリー・両国・錦糸町のエリアが一般的に知られていますが、本記事では八広・東向島エリアに絞って、地元在住者目線で静かに楽しめる5つの穴場スポットを紹介します。定番の観光スポットから離れたい方、下町の雰囲気を味わいたい方に向けた情報整理です。

本記事は墨田区八広・東向島エリアに絞った地域情報の整理です。最新の営業時間・入園料等は、必ず各公式情報源にてご確認ください。

なぜ八広・東向島エリアが「穴場」なのか

墨田区は東京スカイツリー・両国国技館・すみだ水族館といった観光名所で知られていますが、それらはすべて区の南西部に集中しています。一方、区の北部に位置する八広・東向島エリアは、観光地化されていない下町の雰囲気が色濃く残るエリアで、観光客の姿はほとんど見かけません。

京成押上線「八広駅」、東武スカイツリーライン「東向島駅」「曳舟駅」を拠点に、徒歩で回れる範囲に、知る人ぞ知る名所が点在しています。

紹介する5つの穴場スポット

スポット名最寄駅ジャンル
1鳩の街通り商店街曳舟駅・東向島駅昭和レトロ商店街
2向島百花園東向島駅江戸期からの庭園
3東武博物館東向島駅鉄道博物館
4白鬚神社東向島駅地元密着の神社
5八広公園八広駅下町の静かな公園

1. 鳩の街通り商店街(墨田区向島)

1928年(昭和3年)に設立された寺島商栄会を前身に持つ、90年以上の歴史をもつ商店街です。東京大空襲の戦火を免れたため、通りの道幅は戦前のままで、車がすれ違えないほどの狭さが特徴です。

基本情報

所在地東京都墨田区向島5丁目付近〜東向島1丁目
最寄駅東武スカイツリーライン「曳舟駅」徒歩7分/「東向島駅」徒歩10分
営業店舗により異なる
入場料無料

穴場ポイント

  • 昭和の面影を残すレトロな店舗と、新しいショップが混在する不思議な空間
  • おでんの種専門店、昔ながらの雑貨屋など、今では珍しい業態の店舗が残存
  • 「チャレンジスポット鈴木荘」という空きアパートを改装した短期貸しスペースがあり、新店舗も招き入れている
  • 観光地化されていないため、混雑がほぼない

楽しみ方

通りの入口から終点までゆっくり歩いても15〜20分ほどの距離ですが、一軒一軒の店舗を覗きながら散策すると1〜2時間は楽しめます。昭和建築と路地裏の雰囲気を写真に収めたい方にも向いています。

参考:墨田区観光協会

2. 向島百花園(墨田区東向島)

文化元年(1804年)頃に、骨董商・佐原鞠塢(さはらきくう)が開園した、庶民的で文人趣味豊かな庭園です。大名庭園とは異なり、庶民の暮らしに寄り添った四季の草花を楽しめるのが特徴です。国の名勝・史跡にも指定されています。

基本情報

所在地東京都墨田区東向島3-18-3
最寄駅東武スカイツリーライン「東向島駅」徒歩8分
営業時間9:00〜17:00(入園は16:30まで)
入園料150円(一般)

穴場ポイント

  • 入園料150円という驚くほど安価な価格設定
  • 新宿御苑や小石川後楽園と比べて来園者が圧倒的に少ない
  • 梅・萩・桜・紅葉など、季節ごとに異なる表情を楽しめる
  • 園内からスカイツリーを望む構図が撮影できる
  • 早朝の時間帯は特に静かで、人が写り込まない写真が撮りやすい

おすすめの時期

  • 2月中旬〜3月上旬:梅まつり
  • 9月中旬〜下旬:萩のトンネル
  • 10月〜11月:紅葉と秋の七草

参考:公益財団法人東京都公園協会

3. 東武博物館(墨田区東向島)

東武鉄道創立90周年記念事業として1989年(平成元年)に開設された、東武鉄道の歴史と車両を展示する博物館です。東武スカイツリーライン「東向島駅」の高架下という、少し変わった立地にあります。

基本情報

所在地東京都墨田区東向島4-28-16
最寄駅東武スカイツリーライン「東向島駅」徒歩1分(駅高架下)
営業時間10:00〜16:30(入館は16:00まで)
定休日月曜(祝日・振替休日の場合は翌日)
入館料大人200円/子供100円(4歳〜中学生)

穴場ポイント

  • 大人200円という入館料の安さ
  • 大宮の鉄道博物館や京都鉄道博物館と比べると来館者が圧倒的に少ない
  • 明治31年にイギリスから輸入した5号蒸気機関車を復元展示
  • 木造車両のデハ1形5号電車、6号機関車などの貴重な実物展示
  • 実際の走行車両を駅ホーム下から見学できるスペースがある
  • 運転体験ができるシミュレーターも設置

楽しみ方

鉄道ファンでなくても、明治・大正期の車両の意匠や、東武鉄道沿線の歴史を学べる展示として楽しめます。1〜2時間で一通り見学できる適度な規模感で、他のスポットと組み合わせた散策に向いています。

参考:東武博物館公式サイト

4. 白鬚神社(墨田区東向島)

隅田川七福神の一つ「寿老神」を祀る、地元密着の神社です。江戸時代から続く由緒ある神社ですが、観光地として大々的にPRされていないため、訪れるのは近隣住民と七福神巡りの参拝者が中心です。

基本情報

所在地東京都墨田区東向島3丁目
最寄駅東武スカイツリーライン「東向島駅」徒歩10分
参拝時間終日(社務所は時間限定)
参拝料無料

穴場ポイント

  • 隅田川七福神の「寿老神」を祀る由緒ある神社
  • 明治通り沿いにあるがメジャーな観光スポットではなく、参拝者が少ない
  • 境内が静かで、都心部では貴重な落ち着いた時間を過ごせる
  • 向島百花園・鳩の街通り商店街と合わせて巡りやすい立地
  • お正月の初詣時期以外は、人が少なく写真撮影にも向いている

楽しみ方

隅田川七福神巡りは、白鬚神社を含めて7つの寺社を巡るコースで、全行程を歩いて2〜3時間程度で回れます。正月以外の時期は参拝者もまばらで、ゆっくりと散策できます。

5. 八広公園(墨田区八広)

京成押上線「八広駅」から徒歩7分ほどの場所にある、地元の方々に利用されている静かな公園です。観光名所ではないため、訪れる人のほとんどが近隣住民という、真の意味での「穴場」と言える場所です。

基本情報

所在地東京都墨田区八広5-10-14
最寄駅京成押上線「八広駅」徒歩7分
利用時間終日開放
入園料無料

穴場ポイント

  • 観光客はほぼ皆無で、地元住民の生活圏の一部
  • 静かで落ち着いた雰囲気
  • 下町の住宅街の中にあり、散策の休憩ポイントとして最適
  • 観光スポットとしての混雑がなく、ベンチでゆっくり時間を過ごせる
  • 八広駅周辺の下町散策の起点・終点として使いやすい

楽しみ方

八広は閑静な住宅街で、商業施設や観光地がほぼなく、ただ「下町の普通の生活空間」を感じられるエリアです。八広公園でひと休みしながら、荒川堤防沿いや地元商店を巡る散策のコースに組み込むと、一層味わい深くなります。

参考:墨田区観光協会(八広公園)

5スポットを組み合わせた散策コース案

本記事で紹介した5つのスポットを組み合わせた、半日で回れる散策コースを提案します。

東向島駅スタート・半日コース(3〜4時間)

  1. 東武博物館(東向島駅高架下)で鉄道史を学ぶ
  2. 向島百花園へ徒歩8分、季節の草花を楽しむ
  3. 白鬚神社へ徒歩で移動、参拝
  4. 鳩の街通り商店街へ向かい、昭和レトロな店舗を散策
  5. 曳舟駅または東向島駅で解散

八広駅スタート・ローカル満喫コース(2時間)

  1. 八広駅からスタート
  2. 八広公園で一休み、下町の生活空間を味わう
  3. 荒川堤防沿いを散策
  4. 八広駅経由で東向島駅へ、向島百花園を訪問
  5. 東向島駅で解散

散策の際のポイント

  • 平日がおすすめ:平日はどのスポットも人が少なく、静かな雰囲気を楽しめます
  • 歩きやすい靴を:このエリアは駅間を徒歩で移動することが多いため、歩きやすい靴が必須です
  • 現金を少し持参:昔ながらの商店ではキャッシュレスに対応していない店も残っています
  • 夏場の水分補給:自動販売機は点在していますが、コンビニが少ないエリアもあります
  • 撮影のマナー:商店街や住宅街では、店主や住民への配慮を忘れずに

まとめ

墨田区の八広・東向島エリアには、スカイツリーエリアとは違う、落ち着いた下町の雰囲気が残っています。本記事で紹介した5つの穴場スポットは、いずれも観光地化されていない、地元の生活空間に溶け込むような場所です。

  • 鳩の街通り商店街 — 昭和の商店街の面影
  • 向島百花園 — 入園料150円の江戸期の庭園
  • 東武博物館 — 大人200円のマニアック博物館
  • 白鬚神社 — 隅田川七福神の静かな神社
  • 八広公園 — 本当の意味で地元民しか知らない公園

人混みを避けて東京の下町を楽しみたい方、何度も墨田区を訪れている方、有名観光スポットではない場所を探している方にとって、これら5つのスポットは一度訪れる価値があります。

参考リンク

関連ページ

本記事に記載されている情報は執筆時点の公開情報をもとに整理したものです。各スポットの営業時間・入園料・定休日は変更される場合があるため、訪問前に必ず公式情報源でご確認ください。本サイトは八広同仁会クリニック様の公式サイトではなく、同クリニック様とは一切関係のない個人運営の情報ブログです。

最終更新日:2026年4月XX日

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